柳津小学校の校長先生よりエイズ予防講話の依頼を受け、初めての訪問となりました。
最初は少し緊張していた子どもたちでしたが、すぐに慣れ、リラックスした表情で話を聞いていました。HIVとAIDSの意味や患者と感染者の違いについてもしっかりと理解し、薬の金額の説明ではそんなに薬代がかかるのかと驚きの声が上がりました。インフルエンザや新型コロナウイルス感染症など、身近な他の感染症の話題に触れた際には、子どもたちも興味を引かれた様子でした。質問タイムでは、後半になるほど多くの手が上がり、積極的に質問する姿が見られました。最後にHIVとAIDSの意味を復習する際には、大きな声で答えてくれたことがとても印象的です。
当財団では、いつでも学校からの出張授業の依頼を受け付けています。
<講演の様子>
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講話の様子は、1月9日付 岐阜新聞と中日新聞にも掲載され、柳津小学校のHPにも紹介していただきました。
https://gifu-city.schoolcms.net/yanaizu-e/2025/01/08/(1月8日)エイズってどんな病気?/
主な質問は以下の通りです。
Q. レッドリボンはなぜこの形なんですか?
A. ヨーロッパでは、昔からリボンは困った人を助けたいという博愛のシンボルでした。啓発活動や支援の意思を示すために身に着けるリボン、例えば、女性のがん、ピンクリボン運動なども有名ですが、レッドリボンはそれよりもっと前からあります。
Q. 薬はなぜこんなに高いのですか?
A. 薬の開発には長い時間とお金がかかるからです。薬は毎日欠かさず飲む必要があるため、経済の面からみれば需要が安定しており、値段が下がらないとも考えられます。
Q. なぜHIVは感染しにくいのですか?
A. HIVは血液で感染するため、飛沫感染するインフルエンザウイルスなどに比べると感染しにくいです。インフルエンザウイルスなどは、人から人に感染することで子孫を残し生き残っています。HIVは感染しにくいですが、一度感染するとその人が死ぬまで体内から完全に消えることはなく、薬でウイルス量を0に抑えることもできません。
CATEGORY:エイズ予防講演(教育現場にて)