国連合同エイズ計画(UNAIDS)は14日、AIDS(エイズ、後天性免疫不全症候群)の原因となるHIV(ヒト免疫不全ウイルス)の2014年の新規感染者数が2000年比で35%減少したとの報告書を発表しました。
一方で、AIDSをさらに後退させるために世界は投資を大幅に増やし、治療を受けられる機会を拡大する必要があると呼び掛けています。
【AFPBB News 7月14日配信ニュースより】
世界では、2000年と2014年を比較すると、HIVへの新規感染者は310万人から200万人へと減少していると伝えられていますが、日本ではどうでしょうか。
厚生労働省の発表によれば、2014年の新規報告件数は、1,091件で、2008年(1,126件)をピークとして2007 年以降年間 1,000 件以上を維持しています。
HIV感染はいまだ減っておらず、日本は先進国の中で唯一AIDSが増加している国なのです。
世界的なHIV根絶へ向けての国連の動きとともに、国内の状況へも目を向け、自分の身を守ることが何より重要です。
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