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2015/12/22/エイズ予防講演 登龍中学校 (2015年12月18日)

岐阜県安八郡の登龍中学校 にて、3年生の生徒を対象にエイズ予防講演を行いました。

今回は、洗心室と呼ばれる和室での授業で、生徒たちは畳の上に座って熱心に話を聞いていました。

生徒たちの反応が大きかったのは、モンタニエ博士のノーベル賞授賞式の話や、薬の値段の話、ウイルスの大きさの話でした。
説明では代表の生徒が前に出て参加し、全員が盛り上がっていました。

質疑応答では、挙手をして自分から質問する生徒や、知ることができてよかったと感想を述べた生徒もおり、内容をよく理解している様子がうかがえました。

-----今回受けた質問の一部をご紹介-----

Q. 感染してから10年くらいは発症しないのであれば、どうすれば感染していることがわかるのか? 
A. 保健所へ電話して検査を予約して検査を受ければよい。検査結果は検査日当日に教えてもらえる。名前を言う必要はなく、匿名無料で検査ができる。病院等でも検査はできるが、この場合は有料になる。今後、少しでも不安に思うことがあれば、検査を受けることが重要。

Q. HIVは人から人へ感染するが、最初の感染はどのようにおこったのか? 
A. アフリカが起源(感染したサルを食べた人が感染した)という説がある。病気として認識されたのはアメリカのニューヨークやロサンゼルスが最初。 アーティストやミュージシャンなどの芸術家の間で、年齢が若いのに老人がかかる病気で死んでしまう人が出てきて原因がわからずパニックになった。

Q. なぜエイズを研究しようと思ったのですか?
A. 横浜のエイズ学会でモンタニエ博士と話した時に、今の日本はHIV/エイズがまだ蔓延していない。今なら予防教育で蔓延を防ぐことができるので 協力してほしいと言われた。もともと、予防医学の研究をしていたので、協力をしていこうと思った。


◆登龍中学校 (2015年12月18日)

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CATEGORY:エイズ予防講演(教育現場にて)

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