
2015/01/14/エイズ予防講演 岐南町立東小学校 (2014年12月9日)
岐阜県羽島郡の岐南町立東小学校 にて、小学6年生の児童を対象にエイズ予防講演を行いました。
岐南町立東小学校へは一昨年より毎年訪問しています。
講演では、HIVとエイズのそれぞれの言葉の意味の違い、HIVに感染してもすぐには発症しないこと、感染しないためにはどうすればよいかなど、パネルや道具を使って説明しました。
元気いっぱいの子どもたちは、質疑応答でたくさん挙手をし、時間が足りなくなるほどでした。
質問は鋭い着眼点のものばかりで、熱心に話をきき、内容を理解している様子がうかがえ、エイズ予防の教育は小学校高学年の児童にも十分通用することを痛感しました。
-----今回受けた質問の一部をご紹介-----
Q. 最初にエイズにかかった人はどこの国の人ですか?
A. エイズ患者は最初に発見されたのはアメリカのニューヨークやロサンゼルスで、若者が老人のような状態になって死に至ってしまうという症状が問題となりました。また、アフリカからこの病気がきたとも言われており、いろいろな説があります。
Q. モンタニエ博士が最初に薬を作ったのですか?
A. 最初に薬を作ったのはモンタニエ博士ではないですが、モンタニエ博士がウイルスを発見し病気の原因がわかったおかげで薬を作れるようになりました。
Q. 感染したかも?と思ったらどうしたらいいですか?
A. 保健所へ電話して相談してください。匿名で検査してもらえます。予約をして、血液検査をして1時間ほど待つと感染しているかどうか結果を教えてもらえます。費用は無料です。
Q. HIVに感染した時の症状はどんなものですか?
A. 軽い風邪に似た症状がでると言われていますが、すぐ治まってしまうのでほぼわかりません。
Q. 感染していたらどうすればいいですか?
A. 検査をした保健所でも病院を紹介してもらえます。地域によって国が定めた指定病院があり、きちんと治療できます。世界にはそうでない国もあります。
CATEGORY:エイズ予防講演(教育現場にて)