11月24日、国連合同エイズ計画（UNAIDS）と世界保健機関（WHO）が最新のエイズ報告書（2009年版）を公表しました。それによると、2008年末の世界のHIV感染者は推定3340万人で、2007年の3300万人（07年末現在）よりも40万人増加しました。
また、2008年の新規感染者は270万人で、過去8年間で17％減少し、感染対策の効果があったと分析されています。死亡者は200万人と報告されており、2004年の220万人をピークに減少しています。
しかし、日本においては未だ感染者数、患者数共に増加が続いており、深刻な状況に変わりはありません。

ＵＮＡＩＤＳニュース（英語）http://www.unaids.org/en/KnowledgeCentre/Resources/FeatureStories/archive/2009/20091124_pr_EpiUpdate.asp

WHOニュース（英語）
http://www.who.int/mediacentre/news/releases/2009/hiv_aids_20091124/en/index.html

UNAIDS/WHO AIDS epidemic update (エイズ概況報告書)（英語 pdfファイル） http://data.unaids.org/pub/Report/2009/2009_epidemic_update_en.pdf